無料でできるSEO診断ツール比較 — それぞれ何が見えて、何が見えないか

「SEO診断ツールおすすめ○選」という記事は多いですが、実際には各ツールで見える範囲が全く違います。この記事は当サイト(Smash SEO)自身も比較対象に含めた上で、自社の制約も含めて事実だけを書きます。

公開日: 2026年8月16日 / 最終更新日: 2026年9月6日

比較の前提

最初に立場を明らかにしておきます。この記事はSEO診断ツールSmash SEOの運営元が書いています。だからこそ、自社に不利な事実(無料は1回だけ、キーワード調査はできない等)も含めて書きます。比較記事は正直でなければ意味がないからです。

ここで扱うのは「技術SEOの診断」です。キーワード調査や被リンク分析は別ジャンルのため、対象外とします。

比較表

ツール見える範囲料金日本語導入
Search Console自サイトのインデックス状況・検索パフォーマンス・Googleから見た問題無料対応所有権確認が必要
PageSpeed Insights1URLずつの表示速度とCore Web Vitals無料対応ブラウザのみ
Lighthouse1URLずつの速度・アクセシビリティ・SEO基本項目無料対応Chrome内蔵
Screaming Frog 無料版サイト全体のクロールデータ(500URLまで)。判断は自分で行う無料(上限付き)英語UIデスクトップアプリをインストール
Smash SEOサイト全体の問題検出+優先度付け+修正案(AIレポートは有料プラン)無料診断は登録後1回対応ブラウザのみ

各ツールの正直な評価

Search Consoleは全員が入れるべき唯一のツールです。Googleが自サイトをどう認識しているかの一次情報で、代替はありません。ただし「Googleが気づいた問題」しか出ないため、能動的な診断にはなりません。

PageSpeed InsightsとLighthouseは速度・品質の定点観測に優れますが、1URLずつしか見られません。サイト全体の網羅には向きません。

Screaming Frogは実務者の定番で、クロールデータの網羅性は非常に高いツールです。一方で、出てくるのは「データ」であり、どれが問題でどれを先に直すべきかの判断は使う人のスキルに依存します。UIは英語で、デスクトップアプリのインストールが必要です。使いこなせる人には強力な選択肢です。

Smash SEOは、クロールから問題の判定・優先度付けまでを自動化し、日本語で表示します。制約も明確で、無料診断は会員登録後1回のみ、AIによる修正レポートは有料プラン(PRO以上)です。またキーワード調査・被リンク分析の機能は持ちません(技術SEO診断に特化しているためです)。

組み合わせの推奨

どれか1つで全てをカバーできるツールは存在しません。無料の範囲でも、この組み合わせでかなりの精度の健康管理ができます。

「診断して終わり」にしないために

どのツールを使っても、価値が出るのは「診断結果を修正につなげたとき」だけです。診断→修正→再診断で効果を確認、というサイクルを回せる体制まで含めて、ツールを選んでください。

手動での診断手順は別記事に全て公開しています。まず自分でやってみたい方はこちらからどうぞ。

よくある質問

結局どれを使えばいいですか?

Search Consoleは全員必須です。その上で、クロールデータを自分で解釈できるならScreaming Frog、判断と優先度付けまで任せたいならSmash SEOという分かれ方になります。

有料のSEOツール(Ahrefs等)とは何が違いますか?

AhrefsやSemrushの主戦場はキーワード調査・被リンク分析・競合調査です。この記事で扱った技術診断とは補完関係にあり、どちらかで代替できるものではありません。

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